大原敬子(けいこ)公式ホームページ


愛されている幸せ② 大事なもの  先生と、大事なものをひとつ持って逃げるとき、何を持っていくかという話をしていたとき、ある友達が大切な写真と言った。そのとき先生は、「私は写真は心のなかにあるから、いい」とおっしゃっていた。先生が大事になさっているものは、写真のような誰が見てもその人と分かるものではない。今日も先生が、私の質問に対して「これこそが、金庫に入れておくような大事なもの」とおっしゃっていたそのものは、人から見れば何でもないものだった。

写真  先生が写してくださる写真は、絵になっている。光や角度によって同じ人が全く別の雰囲気を作り出す。先生が撮ってくださった写真を見ると、自分が自分以上の自分に見えて、頑張ろうと思える。

電話  私は、先生からのお電話に出れたためしがなかった。いつも、全く気づかない。ある日、先生に、それは、すごく冷たいと言われた。冷たいという言葉がショックだった。そのとき、はじめて電話は心なんだ思った。
 それから、電話を首から下げたり、ベルトにはさんだり、忘れやすい自分の体にどうにかして覚えさせた。今もまだ、とれないこともあるけれど、先生が「電話に出るようになった」と変化を褒めてくださった。ほっとしたのと、勝手に心が通じたような気になって嬉しかった。
 あともうひとつ、うれしい発見は、不思議なことに電話を意識すると、次を考えるようになり、生活が極端にくずれないということ。生活はひとつの流れであって、場面ごとに流れを切ってしまったら、生活は出来ないんだとはじめて気づいた。

変更のとき  講習会の補講が4月1日から4月29日に変更になるとき、先生が「その代わり、フルコース作ってくださる」とおっしゃっていた。4月29日の補講日になると先生は、フルコースに加えて、新しいテリーヌも作ってくださっていた。あまりのすごさに、先生にたずねると、先生は約束を変更したときは、変更してもかえってよかったなと思うように感じてもらうことが大事とおっしゃっていた。確かに、今までも先生は予定が変わったときいつも、驚くようなプレゼントをくださった。最初のホテル研修も、予定変更からの先生のプレゼントだった。

おおらかさと潔さ  先生は私の”おおらかさ”と”潔さ”を褒めてくださる。迷ったときに、先生のこの言葉を思い出す。この2つが私の良い部分なら、思い切って覚悟を決めようと思う。小さな小さなことでも、私の中では覚悟を決める。

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