大原敬子(けいこ)公式ホームページ


問題の原因は自分だった!③ 生きる  叱られたときは成長するとき。失敗は、嫌な部分を取り除いてくれる、そぎ落とすとき。嫌だなというときは、楽をしたいと思っている。そんなときはコツコツしていれば、絶対にいいことがある、と先生がおっしゃっていた。コツコツの意味は、”自分の今日やるべきことをやること”だと理解した。そして私も、今日1日を生きれるようになりたいと思った。

感性  大学1年生の夏の暑い日だった。教室に行くと、窓が開いていた。クーラーは自由につけていいですよと、先生から聞いていたので、あまり迷うこともなくクーラーをつけた。ただ、窓の開閉はしたことがなかったので、触らなかった。今、思うと本当に、当たり前のようなことだけれど、そのときは、部屋が暑いことも、クーラーがついているのに、涼しくならないことさえも気づかなかった。自分のことばっかりで、感覚が全くなかった。
 先生は、いつも「感性を身につけてほしい」とおっしゃる。先生との関係のなかで、ようやく”いつもと違うときは、絶対何か意味がある。”ということが分かってきた。

責任  私が中学のとき、先生が紀尾井町クラブや外国人記者クラブに連れて行ってくださった。一番頭にずっと残っているのは、外国人記者クラブの壁に飾ってあったたくさんの写真。それまでの自分では感じたことのない、そこにある世界に思わず惹かれたのを覚えている。
 行き帰りの道は小学校3年生の子とペアーになって手を繋いで歩いた。最後まで手を繋いで帰ってきたとき、先生が褒めてくださって、それが責任なんだと教えてくれた。今の自分はその部分が出来ないかもしれない。

準備と用意  先生が準備と用意の違いを教えてくださった。用意は”意識して用いるもの”。準備は”準じて備えるもの”。結婚に例えると、準備は自分が結婚できる状態に持っていくこと。用意は、結婚式場やドレスなどを選んだりする。自分が現実を受け入れていないと、目に見えることに走ってしまうから準備ではなく用意ばかりしてしまう。準備には必ず目的があるから工夫が生まれ、その状況にあった順番があるんだと学んだ。

自分の位置  常に自分の位置を知ることが大事だと学んだ。何かあったとき、周囲の状況を把握するためには、まず自分を最低限守れているか考える。自分を守れるなら同時に、周囲の状況が分かっているということ。
 面接も何を聞かれるのかを考えるのではなく、自分の位置(弱点)を知る。これを聞かれたら絶対にだまってしまうことは何か、その対策をする。何を聞かれても、自分の位置さえ知っていれば、答えられる。この場合、自分の位置は自分の売り込むイメージ像ともいえる。

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