大原敬子(けいこ)公式ホームページ


問題の原因は自分だった!① 壊したとき  私は先生のインターネットのケーブルの先を折ってしまった。帰るぎりぎりになってしまったけれど、先生に言うと、先生はものは壊れるもの、コンピューターを壊してもかまわないと言ってくださった。先生は、それよりも正直に言ってくれて次の対応ができるとも言っていた。小さな頃から、ものを壊して一度も怒られたことはない。

正直と誠実  先生が、褒めるのは結果ではなく、誠実な心を褒めるとおっしゃっていた。正直と誠実は違う。正直は誰にもわかることだけれど、誠実はわからないときもあると先生は言う。
 私が中学生のとき、教室内でいたずらがあった。誰も何も言わずに、沈黙が長い間続いていた。自分は実際の行動の面からすればいたずらはしていない。発言しないことは正直かもしれない。でも、5年くらい経ったこの間、「あのときはどうすればよかったんですか?」と先生に質問すると、「先生、この場合(沈黙が続いている場合)はどうすればいいでしょうか?」と聞くこととおっしゃっていた。何も聞かずに黙っている自分はいたずらはしていないけれど、心は誠実じゃなかったことに気づいた。

プロミスは聖なり  宿題を忘れてしまって先生が怒るのは宿題を忘れるほど軽く見たということだから。忘れ物をしたときは、言い訳をせず「忘れてしまいました。どうすればいいですか。」と気づいたときにすぐに言うこと。約束は尊敬があって約束、と先生がおっしゃっていた。
 私が小さな頃から先生がおっしゃっていた「プロミスは聖なり」という言葉。私は、この崇高な言葉が大好きだ。

何か質問ありますか?  「何か質問ありますか?」と言われたときは、常に自分がターゲットだと思って考えること。質問が出来ないときは何も分かっていないと先生はおっしゃる。自分がこの先、何をすればいいのか分からなくなってしまったとき、全体に聞いているときこそ、逃してはいけない瞬間なんだと学んだ。
 話を聞いているとき、今自分がどの位置にいるのか、どの段階なのかを考えていれば、先生との立っている位置の違いが分かる。そうすると質問が出来る。でもいつもの私は自分を置いてひとつの話として聞いてしまうから、”分かったつもり”になってしまう。 糸の芯  筒の中に糸を通すとき、筒の穴がすごく大きくて、糸がすごく太くても糸に芯がなければ、通らないと先生がおっしゃっていた。糸の芯は自分にとって信念だという。以前、叶えたいことがあるとき、先生が「毎日ひとつ続けられるかやってごらん。続けられたら、本当に自分が手に入れたいことが分かる。続けられなかったら、この程度ものだったことが分かる」とおっしゃっていた。自分にとって信念は何かまだ明確に分からない。けれど、ひとつのことを続けているうちに、自分自身を知りたいと思う。

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